章立て構成例:年表型

2008/10/21 火曜日 – 8:37:12

文書の構成は、基本を抑えてこそ個性を光らせることができるのです。
今日は「年表型」をお話しします。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

歴史の教科書の巻末にありましたよね。アレです。

この年表型、どんな内容の文書に適しているのでしょうか?

時系列に書き進んでいった文章?
違うんです。

ちょっと論理性に欠けるところが多いなーと弱気になってしまうような、主観的な文章に向いているのです。
段落ごとに日時を入れるのが理想ですが、入れられなくても大丈夫です。
時系列を意識して、段落を並べてみましょう。

次に、誰が読んでも客観的なことを追記してみます。
「誰が読んでも客観的なこと」つまり、主張したいことのあるあなたにはやや不満な、インパクトのない段落です。
これをいくつか追記して、あなたの元々あった文書の中に押し込むのです。

所々に、誰も反論の余地のない「事実」を押し込むことにより、やや論理性に欠ける文書に「事実部分」を付加して、客観性をツケルのです。
子供だましのようですが、意外と効果があるのです。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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