原稿作成と題材の書きためは別工程
2012/3/27 火曜日 – 14:14:14世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っ
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くこと
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書
んです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
世相史や自分史に限らず、ある程度まとまった文書を書くときにもいえることですが。
何を書くかという題材メモというのは短文です。
題材によってはちょっとした記事くらいのものになるかもしれません。
だったら、一気に書き上げよう!
(もともと、一気に書くタイプだから)
なんて色気を出してはいけません。
題材を洗い出す、整理する、まとめる。
という工程を踏むことで、何をどう書くかが明確になっていくのです。
分かりきっているから、あとで書いたからと言って書くことが変わることはないからといって、書いていては質の低いものになってしまいます。
それでもどうしても書きたい場合。
一度書き上げたものを元資料として、もう一度まっさらな気持ちで書くしかありません。
そんなことをするよりも、題材を構想することと原稿を書くことはまったくの別工程であると認識した方がよいものなのです。