説得力を増すには
2012/1/30 月曜日 – 11:15:57世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
事実とは重いモノです。誰も否定できません。
しかし、耳をふさいだり目を背けることが出来るので、事実を押し売りしても説得力は増しません。
読み手が受け入れやすい順番で消化できる分量の情報を発信するとよいのです。
とここまでは教科書的なノウハウですが。
もう1つ、簡単ではあるが効果のある、そして手軽な手法があります。
それは!
証言者に語ってもらうのです。
例えば。
実家では大根おろしをご飯にかけて食べるのですが東京に出てきて、それをやって食べるとみんなに驚かれました。
すると、驚いた人のうち、ある人が「そういえば草加の人で、野見山さんみたいに大根おろしをご飯にかけて食べるといった人がいた」と言うのです。
それまで全員が全員とも「そんな食べ方しない!」と言っていたのに、たった一人の証言により、空気が一変し、「じゃ、今度食べてみるか」という雰囲気に変わりました。
証言者が誰かにもよりますが、このテクニックは使えます!