書いたら、身近な人に見てもらう
2012/1/16 月曜日 – 10:27:39世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
「原稿は一晩寝かせる」というのは、原稿書きにとっての原則です。
一晩寝かせる事で、客観的な視点で自分の書いた原稿を見直すわけです。
とはいっても。
なかなか客観的に見直すのはできません。まして、過去の体験を踏まえた内容ならなおさらです。
世相史や自分史は、とかく思い入れのある内容だけに、客観的になりにくいジャンルなのです。
ということは!
客観的に書かれた世相史や自分史は、質の高いものであると言うことが言えます。
図書館などで自分史を読んでみてください。大半のものが残念なことに、思い入れ中心の仕上がりになっています。
そこで、原稿を一通り書いたら、身近な人に読んでもらうことをオススメします。
完成前の原稿を他人に見せるのは恥ずかしいものなのですが、そこをぐっとこらえて身近な人に見てもらいましょう。
そして、忌憚のないご意見を拝聴しましょう。
もちろん、すべての意見を受け入れる必要はありません。あなたがなるほどと思った意見に従って原稿を書き直すだけでかまいません。
文責は筆者が負うものなのですから。