原稿は4度バージョンアップする
2011/12/26 月曜日 – 12:01:38世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
原稿は4度バージョンアップする
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
原稿は推敲すればするほど良くなります。
世相史に限らず、どんな文章も推敲すればするほど良くなります。
ただし、良くなるからといって、永遠に推敲を繰り返していては完成しません。
ほどほどにとどめなければなりませんが、その『ほどほど』。
何回くらいがよいのでしょう。
人それぞれで、持ち時間次第なのですが、目安とすれば3回です。
その根拠は、世相史の制作工程から考えると原稿を各段階が4つあるからです。
1つめは、ネタ原稿作成。
2つめが、原稿作成。
3つめが、もう一人の原稿担当者の原稿作成。
4つめが、原稿の推敲段階。
1人で書く場合は、3つめは、一通りかき終えたアトに行う。
原稿バランスチェック時の原稿見直しです。
原稿の書き直しがあるからといって、3回目までをテキトーに書くのはいただけません。
その時点での最善を尽くします。
ただし、もやもやしてうまく書けないときは、その旨を原稿にコメントとして拭きしておきます。
この、「原稿へのコメントを付記して、次の原稿作成段階に申し送りする」という手法は!
世相史に限らず、一般の文書作成時にも適用できる、極秘?ノウハウです。