二度目の原稿チェック
2011/12/12 月曜日 – 10:28:35世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
原稿は二人一組で書こうというお話をしました。
さて、そこで二人一組による原稿執筆が終わったとします。
世相史に限らず、原稿執筆の次は推敲です。
グループで世相史を書く場合の推敲は一般的な推敲に加え、次の視点で原稿を見直します。
何が書き足されているのか?
例えば。
Aさんが書いた原稿(テーマは履き物)に、Bさんが、雨の日用の爪皮のことを書き足したとします。
となれば、ほかのテーマ(雑貨)に天候や状況により、付け外しのきく付属品があれば、その話を書きたくなるものです。
このように「何が書き足されているのか」これによって、新たに書き足す材料が見つかることがあるのです。
推敲は、原稿を削るということが多いのですが、グループで原稿を書く場合は、
原稿を書き足す→整合性をつける→原稿を削る
と言うことになります。