誤りの訂正は後になるほど面倒になる
2011/10/27 木曜日 – 11:30:06啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
誤りの訂正は後になるほど面倒になる
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
ホントにそうなのだ。
そしてそのことが分かっているのに、なぜかチェックをするのは後になるのだ。
誤りというのは、制作者のミスのことには限らない。
仕様が変われば、変更前の仕様の記述は誤りになる。過失がなくても誤りは発生するのだ。
後になるほど面倒になるというのは、設計時には、ある記述が影響を及ぼす箇所は、設計図(あるいはアウトライン構造図)からも、把握しやすい。
ところが、終盤になり、さまざまな部署からの修正や変更要望に応えていくと、制作者の設計した構造から変わっていって、時に影響を及ぼし箇所を把握し切れていないことになる場合があるのだ。
そこで修正漏れが発生するのだ。
修正漏れというのは制作者のミスであり、みんなから突っ込まれるミスだ。
それはもう、思い出すのもいや。