マニュアルのモジュールを定義する
2011/10/13 木曜日 – 12:43:06啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
マニュアルのモジュールを定義する
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
テクニカルライターには文章力は不要な能力だ。
そのことを実感できるノウハウが、この「マニュアルのモジュールを定義する」だ。
モジュールとは、マニュアルの構成要素のこと。
ある単元(見開き)内に配置される、ヘッドライン・要約・本文・注意・ヒント・備考のようなものを配置される位置すら固定しようという提案だ。
実現すると実に分かりやすいレイアウトになるのだが、原稿を用意するのが難しい。難しいと言うより面倒な作業だ。つまり工数のかかる作業だ。
というわけでなかなか、そのようなマニュアルにお目にかかることはない。
幸いにも、ぼくは一度だけ作ったことがある。
戦略商品と言うことで、マニュアルに結構な予算が付いた案件があったのだ。その商品を担当する機会があったので、作ることができた。