行間を読む
2011/8/30 火曜日 – 10:14:06文書を読むときのちょっとしたコツの紹介です。
文書を読むチカラが身につくと、文書を書く力が自動的に向上します。
なぜなら、そこには分かりにくいものを分かりやすく捉えるチカラが読解力だからです。
「行間を読む」と言う言葉があります。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
文字になっていない書き手の伝えたい気持ちを読み取ることです。
読解力のある人だけができることなのかというと、そんなことはなくて、誰でもができることです。
誰でもができるというよりは、書き手と読み手の関係により、誰でも可能な条件があるのです。
というのは、書き手のことを読み手がよく知っている場合です。
このとき、文字になっていなくても書き手の気持ちを推し量ることができるので、行間を読むことができるのです。
そして、書き手のことを読み手がよく知らない場合は、ちょっとしたコツというか、ある条件を満たせば、行間を読むことができます。
読解力に優れていれば、どんな文章でも行間を読むことができるわけではありません。
ある条件というのは、前述したことの繰り返しに近いのですが、
書き手のことを知ることです。
それは書き手の生い立ちだったり、考え方だったり、細菌の興味あることだったり、書かれた文書について、書き手の関連情報を探るのです。あるいは、想像するのです。
こんなことを核ということは、こんなことを考えているのではないか、こんな知識を持っているのではないか、こんな経験があるのではないか。
知らなければ推測するしかありません。
こうすることで、行間を読むことができるようになるのです。