月夜にランタン

2011/8/18 木曜日 – 17:27:39


書名:月夜にランタン
著者:斉藤美奈子

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

何でこんなに上から目線なんだろう? 何でこんなにだめ本なのだろう?
ということはさておいて、すかっとさわやかな読後感を得ることができる本だ。

なだたるベストセラーや話題の本を、ばっさばっさと欠点を明らかにしていくのだから。
偉いと思われている著者から時代の寵児である著者まで、どれも欠点を抱えているのだ。
完璧な人などいないのだということがよくわかる。

しかし、けなすだけではないのがこの本のミソ!
以下に挙げる本は、自分でも読んでみたくなるのだ。それが面白いかどうかを試すのも、書評本を読む楽しさなのだろう。
下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)、著:三浦展
マイホームレス・チャイルド―下流社会の若者たち (文春文庫)、著:三浦展
日経小説でよむ戦後日本 (ちくま新書)、著:小野 俊太郎
テレビ標本箱 (中公新書ラクレ (231))、著:小田嶋隆


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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