記載情報をモジュール化する
2011/8/18 木曜日 – 10:39:23啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
記載情報をモジュール化する
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
ぼくが過去に作ったマニュアルで、いちばん嬉しかったのは、自分が狙っていた効果を評価してもらったときです。
その1つに、「記事を1ページまたは見開きで完結させる」ということがあります。
ぼくは原則として、すべての記事を1ページまたは見開きで完結させるようにしています。
そのために、原稿を書くときも分量を意識して書くし、書いたあとDTPで組み上がったら、記載情報が正しいにもかかわらず分量調整を行います。
どうしても2ページ書くつもりが1ページに収まってしまったり、あるいはその逆になった場合はページ移動も行います。
そうしてやっと作り上げたマニュアルを、別な製品担当者が「あのマニュアルをお手本にして作ってください」といわれると、テクニカルライター冥利に尽きます。