マニュアルとはメンテナンスをする文書である
2011/8/17 水曜日 – 17:48:53啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
マニュアルとはメンテナンスをする文書である
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
マニュアルの使命とは、それを知らない人へ、知っている人が、過不足なく情報を伝えることです。
「それ」が技術情報だったり、製品使用だったり、操作方法だったり、するわけです。
そして最大の使命が「伝えるべき情報を過不足なく伝える」ことです。
とまあ、これが表立った定義付けで。
制作者側としては、「メンテナンスに耐えられる構造にしておく」という使命が、「伝えるべき情報を過不足なく伝える」と同等あるいは、それ以上の価値を持っているのです。
もちろん、こっちの使命は表だって言えないわけで、「伝えるべき情報を過不足なく伝える」ことを犠牲にすることもできないのですが。
マニュアル制作とは、常に過去の資産を活用して作っていきます。
担当者が変わっても活用できる形態であるべきなのです。
過去の資産を活用することで、より確かに「伝えるべき情報を過不足なく伝える」ことができると信じています。