大国フランスの不思議

2008/9/22 月曜日 – 20:59:51


書名:大国フランスの不思議
著者:山口昌子

自分史を作成するうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を作成するときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

世界各国の文化風習のことに最近興味を持っている。
中でもフランスに興味を持っているので、その類の本をよく読む。

この本の著者山口さんは産経新聞のパリ支局長だ。
新聞社の人らしく、読みやすい。
「なんだこりゃ!」シリーズのテッドさんも新聞社の人なのだが、やはりぼくは日本人なので、この山口さんのような文章が落ち着いて読めるのだ。

学者とも違うのはデータ重視な所。取材して記事執筆という習慣が身についているのだろう。
これが学者の先生だったら、意見がまとまってその裏付けが取材だろうから。

どちらが良いとか悪いとかではないが、この山口さんの文体は安定感がある。

それにしても、フランスはけっこう、一生懸命なのだということがよくわかった。
多くの国と国境を交える大陸の国とはそういうモノなのだろう。
それにしては日本と似ている部分もけっこうあるのだけれど。

島国イギリスがどうなっているのか、こっちにも興味が湧いてきた。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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