耳は半歩先を行こう
2008/9/19 金曜日 – 7:52:51大学を卒業して就職した先は出版社でした。配属先は雑誌部でした。
編集長に教えてもらったことで、いちばん覚えていることが、「雑誌はな、一歩先じゃダメなんだ。半歩先じゃないとダメなんだ」です。
自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
編集長のいうことには、
一歩先を行っていては、雑誌の発売時期になっても、みんなが付いてきていない場合がある。
一部の先取りできる人だけに、評価されてもダメなんだ。
みんなに買ってもらわなきゃダメなんだ。
だから、一歩じゃなくて半歩なんだ。
なるほど、なるほど。
自身の能力のアピールには「一歩先を行く」というのは有効ですが、共感を得るためには「半歩先を行く」ということなのです。