マニュアルの役割-3-
2011/5/19 木曜日 – 10:11:39啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
役割その3は、手引き書です。手引き書には初心者向けと上級者向けがあります。
なんともアバウトな分類ですね。
前回は、初心者を定義しました。今回は上級者を定義してみます。
上級者? 知っている、詳しい。
だったら、マニュアルは必要ありませんよね。
何だ、作らなくていいのか。。。
そんなことはないのですね。
その商品をよく知っているが故に、ぜひ知っておいてもらいたいことがあるのです。
特にアメリカのマニュアルはこの上級者を意識して作られています。
・上級者はカスタマイズしたがる
・上級者は故障したら、自分で修理したがる
・上級者はスペックを知りたがる
・上級者は基本的な操作方法以外の操作方法を知りたがる
これらのニーズをクリアするのが上級者向け手引き書です。