冒頭から書く必要はない
2011/5/16 月曜日 – 10:38:05文書の書き方のちょっとしたコツの紹介です。
冒頭から書こう、なんて色気は不要です。
書く順と、読ませる順は別物と思ってください。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
書きだし、つまり読み始めの部分は、けっこう大事です。
文学賞の予備審査では、書き出しの10枚がそそらなければ、そこで足切りされるといいます。
なんてことを考えると、書き出しに気を遣いたくなりますよね。
必然、慎重になって筆が止まってしまいます。
なんてことになっては、いつまで経っても作文ができあがりません。
対策は1つ。
冒頭は最後に書く。