簡潔な言葉で表現すればよいと言うのは短絡的
2011/4/8 金曜日 – 16:41:53啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
意外なことに、マニュアルバイブルでは、「ことばや文体では、わかりやすさを実現できない」としています。
これは何を言っているかというと、文学的?国語力的なわかりやすさをあれこれ細工しても、マニュアルは良くならないと言うことなのです。
マニュアルが伝えるモノは技術情報です。
専門用語を使うべきときは、妙な日常語に置き換えるべきではないと言っているのです。
こなれた表現で、伝えることは正解ではないと言っているのです。
ぼくは、「当たらずといえども遠からず」はアリだと思っているので、賛成はしかねるのですが。