故事成語:四面楚歌
2011/3/13 日曜日 – 10:25:05故事成語の紹介です。
四面楚歌
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
故事成語というものは、国語のテストに登場する機会が最も多く、次がエッセイというかコラムでしょうか。
しかし、この四面楚歌だけは新聞や週刊誌の記事によく出てくると思います。
4方向から、楚の歌が聞こえてきたという故事です。
調べてみると筋が通らないのです。
漢の国に攻め込まれた、楚の国の項羽が、4方を包囲した漢軍の中から楚の歌が聞こえたというのです。
それで楚の国が漢軍に落とされたと嘆いたそうなのです。
嘆くでしょうか?
包囲した漢軍のそのまた周囲を、楚の国の人が囲んで、自分(項羽)を元気づけるために 故郷の歌を歌っていると思うのでないでしょうか?
占領されて、歌を歌うとは思えません。。