なんだこりゃ!アメリカ人
2008/9/11 木曜日 – 15:45:12
書名:なんだこりゃ!アメリカ人―在仏アメリカ人が斬る、不思議の国ア・メ・リ・カ
著者:テッド・スタンガー、訳者:藤野優哉
自分史を作成するうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を作成するときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。
先日、このテッド・スタンガーさんの「なんだこりゃ!フランス人」が面白かったので、続編を読んでみたのだが、アメリカという国はあまり面白くなさそうだ。
アメリカは強弱の国なのではないだろうか?
強いものはもっと強くなることを目指し、弱い人は外国に目を向けて、まだまだ自分が強いことを確認するのではないだろうか?
アメリカの連邦制は、地方分権が進む弊害として、州ごとに異なる法律。ここまでは知っていたが、税金も違っているとは!
アメリカの大学は日本と違って、入るのはカンタンだが出るのが難しい、と思っていたらそんなことはないそうだ。入るのも出るのもカンタンだそうだ。もちろんエリート大学を除いて。
このような具体的な現象を述べているのだが、いくつか興味が湧くことが出てきた。
なんだこりゃ!フランス人では、そこに書かれてあることで満足をさせてくれたが、なんだこりゃ!アメリカ人では、アメリカ文化へのもっともっとの好奇心を刺激する。
「よし、今度別の本でその謎を解いてみよう」という気を起こさせる本だ。