故事成語:鹿を指して馬となす

2011/2/6 日曜日 – 12:00:35

故事成語の紹介です。

鹿を指して馬となす

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

馬鹿の語源ではないのです。

昔の中国の秦の頃の話です。
趙高という権力者が、さらに権力を握ろうとして皇帝に鹿を献上したそうです。その際に何故か「馬です」と言ったそうなのです。
皇帝は笑いながら、家来たちに「これは鹿ではないか」と尋ねました。
すると、趙高に媚びを売りたい家来たちはみんな「馬です」と言ったそうです。

媚びを売りたくない家来たちは「いいえ、鹿ですよ」と言ったそうなのですが、なんと趙高は「鹿です」といった家来たちを皆殺ししたそうです。
生き残った家来たちは、びびってしまったそうです。
そりゃそうですよね、恐い話です。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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