言葉の豆知識:故事成語-44-
2010/11/28 日曜日 – 10:31:33故事成語の紹介です。
呉越同舟
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
新聞記事でいちばん使われる故事成語の1つですね。
仲の悪い者、気の合わない物同士が徒党を組むことです。
中国の春秋時代に、呉の国と越の国が戦争をしていました。
あるとき、なぜかその敵国の人なのに、同じ船に乗り合わせたそうです。
(ここら辺で、ちょっと無理がありますが)
そして暴風雨に襲われたそうです。
すると力を合わせて何とか命を取り留めたそうです。
設定はめちゃめちゃ無理がありますが、語呂はものすごく良いですね。
だから、普及したんじゃないかと思います。