フランス7つの謎

2008/8/23 土曜日 – 17:50:37


書名:フランス7つの謎 (文春新書)
著者:小田中直樹

自分史を作成するうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を作成するときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

タイトルに惹かれて中を見てみると、7つの謎とは次のことだ。

・なぜ政教分離を巡って延々と議論が続くのか
・なぜいつでもどこでもストに出会うのか
・なぜ標識がバイリンガル表記なのか
・なぜマクドナルドを解体すると拍手喝采されるのか
・なぜアメリカを目の敵にするのか
・なぜ大学生がストライキをするのか
・なぜ美味しいフォーやクスクスが食べられるのか

このうち、ぼくも不思議に思っていたことはストが多いこととフォーとクスクスが国民食であることの2つだけだった。
あとの5つは興味を持って読み進むことが出来、かつフランスの歴史をかじることができた。

この本の著者小田中さんはストリーテラーです。話し上手です。
学者の先生ですが、きっとこの人の授業は面白いのではなかろうかと思いました。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

Post a Comment