ハリウッド・リライティング・バイブル
2010/9/2 木曜日 – 11:03:03
書名:ハリウッド・リライティング・バイブル (夢を語る技術シリーズ)
著者:リンダ シガー、訳者:フィルム メディア研究所、 田中 裕之
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
先日、ハリウッド脚本術というのを読んだら、消化不良だったので、こちらを読んでみたという代物。
あっちより、こっちの方が役に立つ。
実例が多いので、映画をよく見ている人にはわかりやすいのではないだろうか?
また、このようなノウハウ本を読むと、そのお手本となっている映画は、良くできているということになるわけで。
実際、バックツーザフューチャーは面白かった。E.T.も面白かった。
でも、「Shall we ダンス?」が面白いか?
この本は、翻訳本であるにも関わらず、映画の例に、邦画が出ている。
なので、著者の映画選別眼を認めるにして、そのノウハウは良いのだが。
邦画の、「Shall we ダンス?」は面白いとは思わないので、翻訳者の質は疑問符だ。
「Shall we ダンス?」を名作と思っている人には、絶好の本だろう。