マニュアル制作の実践-4-

2010/8/26 木曜日 – 10:07:22

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
ぼくはテクニカルライターをかれこれ20年やってきました。
そこにも、作文のテクニックが隠れているかも!?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

マニュアルはどのように制作されていくのかを説明しながら、テクニカルライターの仕事ぶりや考えていることを紹介していこうと思います。
お題は「おにぎりの作り方」です。これなら、誰もが内容を想像できますからね。

では、行程に従って、いよいよ制作に入ります。
第1段階は情報収集です。

マニュアル制作の場合、情報といえばなんといっても仕様書です。
他には、次のものがあげられます。
・製品の開発企画書
・営業の商品企画書
・類似製品のマニュアル類
そして、欠かせないのが製品の実物。

この実物というのがやっかいな代物で、発売前ですから完成品はありません。
試作品ですね。それも開発や品質試験や商品デモが優先され、開発部からは「まだ渡せない」と言われることもあります。

「実機がないからできない」と言えれば楽な商売ですが、そんなことは言えません。
貸してもらえるまでは、書類だけで進めるしかないのです。
まあ、そこは良くしたもので、関係部署の人と敵対するわけでもないので、開発部に行けば見せてもらえるし、触らせてもらうことも可能です。
人間関係はとても大事です。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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