アドラー心理学への招待
2010/6/25 金曜日 – 16:24:07
書名:アドラー心理学への招待
著者:アレックス L.チュウ、訳者:岡野守也
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
アドラーとは子どものしつけを心理学的に研究した人だが、しつけ方については、ちょっと違和感がある。
彼にすれば、子どもは分別のある人間のようだが。
ぼくが子ども時代は、そんなに分別のある人間ではなかった。今より全然自信がない。
そんな不完全な成長前の人間である「子ども」に正しい価値観を伝えるだけで分かるのだろうか? ちょっと心配。
ところがだ。兄弟の中のどの位置によってどのような性格になるのかという分析は面白い。
ぼくは末っ子なのだが、責任感がなく、甘えっ子で、まわりの人に世話を焼かせる、というのは当たっているが、家族のボスにはなっていないし、優越性を得るための争いを避けなかったし、長子と組むこともなかった。
でも、占いと同じで面白い。