電子出版学入門
2010/6/16 水曜日 – 20:12:26
書名:電子出版学入門―出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ (本の未来を考える=出版メディアパル No. 17)
著者:湯浅俊彦
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
2010年は電子出版元年といわれている。
この『電子出版学入門』は、その勉強の一歩と思って読んでみたのだが、これまでの経緯と今後の課題や展望がうまくまとまっている。
要するに、出版社と取り次ぎが危ない!ということなのだろう。
出版業というビジネスモデルの変革期にさしかかったので、当然、淘汰される企業もあれば、飛躍する企業もあるだろう。
「紙」に限定した出版は衰退するだろうが消えはしない。
ちょうど、今から20-30年ほど前のレコードとcdみたいなものか?
そのcdも衰退が始まっているし。
せっかくなので、キーワードを挙げておく。
ページと行の概念、論理行、フェアユース、著作権、版権、出版契約、ケータイ文化、コンテンツプロバイダ(CP)、書誌情報