運命の剣 のきばしら

2010/5/22 土曜日 – 11:10:28


書名:運命の剣 のきばしら (PHP文庫)
著者:中村 隆資、火坂 雅志、東郷 隆、宮部 みゆき、安部 龍太郎、鳴海 丈、宮本 昌孝

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

有名作家がリレー小説を書いている!それだけでびっくりだ。

リレー小説は、前の部分を引き継ぐので、制約がある。
まあ、その制約をうまく使えば、光る小説になるのだけれど。

ひいき目にいえば、宮部みゆきはうまい。ファンだからかもしれないが、彼女の得意なオカルトぽい設定がうまくリレー小説にはまっている。
次の人(安部 龍太郎)は苦労したろうが。

と思って、安部 龍太郎の章を読むとそれがそんなでもない。
うまく話が繋がっている。

こういうことができるのがプロなのか!と改めて感心する本だ。
この本を企画した人は編集者冥利に尽きたことだろう。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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