作文のステップ
2010/4/27 火曜日 – 9:45:26文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
長い文書を書くとき、いきなり書き始める人は少ないでしょう。
でも短い文書のときは、ほとんどの人がいきなり書き始めると思います。
もしそれが手書きだったら、どんなに短くてもいきなり書き始めるとろくな事はありません。
世界で最も短い詩といえば、日本の俳句ですね。
僕たちが俳句をひねると仮定して、いきなり「みどり萌ゆ~~~」などと詠み始めませんよね。
パソコンで書く場合は、いきなり書き始めることもあります。
ただし「いきなり書き始めた言葉」は完成する文書ではありません。下書きでもありません。
ネタ出しの情報です。
作文のステップは次のとおりです。
1:仮テーマ決め
2:ネタ出し
3:並べ替え
4:テーマ決め
5:書く
6:推敲
どんなに短くても誰もが1-6の工程を踏んでいます。
文章を書き慣れていない人は、1-4までを頭の中で行います。
作文が苦手な人は、1-4までを頭の中で瞬時に行い、振り返ることをしません。
文章を書き慣れている人は、1-6までを吟味しながら順々に行っていきます。
一部の工程を頭の中で行う人もいます。
もし、みなさんの中で作文が苦手だなと思っている方がおられましたら、
1-6の工程を吟味しながら順々に片付けて進めてみてください。
今までとは格段に上質な文書が完成すると思います!