構造化された文書

2010/4/12 月曜日 – 9:27:56

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
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今日は文書の書き方のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

文書は構造化されるべきと言いました。
では、構造化されていない文書とは、どういうモノで、何がいけないのかを説明します。

構造化されていないと、章節項ごとに粒度が変わるのです。
この場合の粒度とは、説明内容の詳しさだと思ってください。

同じ格の見出し(例えば小見出しどうし)なのに説明の詳しさにバラツキがあると、目次から該当箇所を選んで読むときに「なんだろうな?」と疑問を持たれつつ読まれてしまいがちです。
「この著者は原稿を洗練していないな、勢いで書いているな」と思われてしまいます。
文書頭から順に読んでいけば矛盾には気づかれないでしょうが、飛び飛びに読まれる可能性のある文書ではボロボロになってしまいます。

構造化されていない文書を書く人は、勢いだけで原稿を書く人かもしれません。

つまり、もう一つの欠点は、原稿作成時の吟味不足ということなのです。
勢いだけでいつも書いていると言う人は、「天才」かもしれません!
ホントの天才ならうらやましい限りですが、自称天才はある意味周りを困らせることがあるかもしれません。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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