綿の数え方
2010/3/19 金曜日 – 12:32:51文章を書くときに、助数詞を活用していますか?
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
モノを数えるときに、個(コ)あるいは本だけですませるより、ほかの助数詞を使ってみるとキラリと光る文章に早変わりします。
ささいなことですが、お試しください。
綿ってかぞえますか?
『モノの数え方』といいつつ、こんな事聞いてすみません。
これは、文化としてのコラムと思ってくださいね。
綿は、枚と数えます。あるいは包み。
そうです。形状を元にした数助詞ですね。
枚と数えるのは、布団綿です。
布団1枚分の綿を1枚と数えるのです。
包みというのは、梱包状態ですね。その包みがどの程度の大きさなのかには依存しません。
きちんと取引するなら、重さでいうべきですよね。
蛇足ですが、
「綿100kgと鉄100kg。どっちが重い?」というなぞなぞを思い出しました!