牛に引かれて善光寺参り
2010/3/14 日曜日 – 11:22:27文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は故事成語の紹介です。
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
牛に引かれて善光寺参り
ぼくはこの話は、テレビ番組『まんが日本昔ばなし』でその由来を覚えました。
言葉自体は知っていたのですが、そういう意味があったのかと思ったものです。
昔、欲張りなおばあさんがいました。
そのおばあさんが洗濯物を干していると、牛の角にその洗濯物がひっかかりました。
牛はそのまま駆けていきます。
おばあさんは洗濯物を取られては大変と牛を追いかけます。
「こらー、待てー」おばあさんは必死です。
牛もさっさと逃げればいいものを、おばあさんが追いつけるくらいの速さで逃げていきます。
おばあさんは全力で走り、とうとう牛に追いつきました。
牛も素直に角に引っかかった洗濯物をおばあさんが外すのを見守っています。
そこは、善光寺でした。
おばあさんはきまりが悪いのか、そのまま帰ることはできずに、お参りをしていきました。
その後も、おばあさんは信心を重ねたそうです。
その牛は、阿弥陀様だったとのことです。