知らなかった江戸のくらし 諸国街道の巻
2010/3/7 日曜日 – 17:46:30
書名:絵が語る知らなかった江戸のくらし 諸国街道の巻 (遊子館歴史選書 13)
著者:本田豊
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
江戸時代というと、江戸の町の話が多く、その他の地域はあまり知らない。
ぼくの不勉強のせいでもあるのだけれど、何せネタ本が歴史小説と入門書ばかりなのだから。
この「知らなかった江戸のくらし」シリーズも、庶民の巻をきっかけに読み始めたのだが、
地方の話というものは、現代に限らず興味深いものだ。
それにしても庶民はたくましい。
沿岸部の人は、大船が難破することを祈願するし、伊勢地方の人は、橋の上からのお賽銭を網を掲げてさらい集めるし、雲助は強請たかりが本業だし。
ぼくもまけちゃいられない!と庶民は勇気づけれられる1冊だ。