一炊の夢

2010/2/21 日曜日 – 12:14:58

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は故事成語の紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

一炊の夢
邯鄲の夢ともいいます。

その昔、中国での話です。
出世を目指し、田舎から出てきた若者がある宿屋で一休みします。
枕を借りて寝たそうです。
すると彼は夢を見ました。

その夢では、結婚して、天子様の家来になり、子に恵まれ、家も栄えて長寿を全うしたそうです。
そして、目覚めてみたら、宿屋の主人がご飯を炊くまでの短い時間だったという話。

その栄華をめざして、田舎から出てきたそうですが、わずかな時間だったことに考えるところがあったのでしょう。
都へは行かずに、地元へ引き返したそうです。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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