紅椿ノ谷―居眠り磐音江戸双紙
2010/2/8 月曜日 – 10:28:35
書名:紅椿ノ谷―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
著者:佐伯泰英
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
今津屋吉右衛門の婚礼が終わり、おこんさんが気抜けする。
それを元気づけるため、磐音が婚前旅行に出かける巻だ。
いつもは悪人が1人は出てくるのが、居眠り磐音シリーズなのだが。
この巻では出てこない。わずかに、吉右衛門の婚礼の日に、三河万歳として乗り込み、手引きしようとする輩がいるが、竹村部左右衛門に追い払われるという始末。
この巻は、おこんさんと磐音が夫婦になる、おめでたい話なので、悪人は出てこないのだろう。
果たし合いで命を落とすのは剣客の性だからそれはやむを得ない。
おこんさんが痩せっぽっちだったとは知らなかった。