もったいない主義

2009/11/30 月曜日 – 17:01:13


書名:もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)
著者:小山薫堂

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

小山薫堂といえば、最近(今日は2009/11/30)では、『おくりびと」の脚本を書いた人、ということになるが、ぼくの印象では『カノッサの屈辱』の脚本を書いた人という印象だ。
ものすごく面白かったテレビ番組なのだ。
まあ、それはいいとして。

もったいない主義というタイトルだが、何かの主張本ではない。またノウハウ本でもない。
彼の発想法を綴ったエッセイだ。と思う。
このような人はうらやましい。才能があって、それを認められて。
「もったいない」が発想のヒントになるということは、「ぼくだったら、もっとうまく使いこなすのに」、「ぼくだったらもっといいアイデアを思いつくのに」という自信が必要だろう。
とはいえ、誰にも明かさなければ、ぼくでも自信を持つことはできるし、ちっとも恥ずかしくないので。
彼の物まねをしてみようと思う。前向きに「もったいない」と考えるようにしたい。
企画屋とか、仕掛け人という人たちと交流がないせいか、そのよう人たちを胡散臭いと思っているのだけれど、この小山薫堂さんは、さわやかな人ではないかと思う。
そのような印象のする本だ。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

Post a Comment