読んで役立つ社内報編集ガイド
2009/9/9 水曜日 – 19:00:58
書名:読んで役立つ社内報編集ガイド
編者:日本経団連事業サービス 社内広報センター
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
社内報。何となく出すモノだと思っているのだが、いざ編集を任されると気が重いだろうと思う。
目的がはっきりしないからだ。
またこのインターネットで情報が溢れまくっている時代に、社内報で情報共有というのも,無理があるというか。
苦労したんだろうな,ということが、この本を読めばよく分かる。
昭和時代の社内報の制作者が、自分たちの経験とノウハウをまとめたものだと思われるのだが。
それでも苦労したんだろうなと推測される。
ネタ不足。大変だったんだろうな。もし自分だったら、この本の制作に関わる人以上に苦労したことと思う。
とはいえ、この本を読む可能性のある人は、社内報の制作者となった人だろうから、その人へ何か参考になる、独語感想を書こうと思う。
あまり役に立たない。
というのは、
建前の主張が多すぎる(苦労の絶えない仕事だから、建前を主張したくなるのか?)
「こんな企画が面白い」というのが数多く提示されているが、編集方針や企画意図がないまま、題材を提示しても、「どう編集するか」が編集者の腕の見せ所なので、題材の提示は役に立たない。
パくっても、面白くないゴミ記事ができあがるだけだろう。
もっと、費用対効果の視点で、社内報作りを論じてほしかった。