騙される脳
2009/8/15 土曜日 – 7:00:59
書名:騙される脳 (扶桑社新書)
著者:米山公啓
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
米山さんという人は神経内科のお医者さんでいて文筆業を営んでおられる。
のだけれど、これはマーケティングの本なのだ。
ブームはどうしかけるのかということなのだけれど。
ベストセラーに理由なしというのは、マーケティングの謎の1つというか、限界の1つだと思っていたら。
脳の報酬の法則だそうだ。なるほど。と思ったのだけれど。
ここで説明していることは、あとづけというか、必要条件であって、ここで解説している法則に従っているのに、ベストセラーにならない本は何冊もあるだろう。
実際は視点と論者を変えただけじゃないか。という気持ちもないではないが、視点が新しいことだけは断言できる。
あるのか無いのか怪しい、経験則だけのマーケティング本よりは説得力がある。