雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙

2009/7/25 土曜日 – 12:54:09


書名:雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
著者:佐伯泰英

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

磐音のような男がいれば、女の人たちがほっておくはずもなく、それは色恋抜きでも惚れられるようで。
男が男に惚れるというのも、磐音ならあり得る。
という魅力ある人なのだけれど。

金兵衛長屋に越してきた、お兼さんも、ちっとも悪い人じゃないのに、ちょっと艶っぽいので、元からのおかみさんたちに評判が悪い。
ホントなら、磐音を縁に仲良くなってもらいたかったのだけれど、別れた亭主に刺されてしまう。
藤沢周平の小説だったら、きっと仲良くなっていると思う。

今津屋のおかみ、お艶さん。実は癌だったようで、医者にも診せず、そのことを自分で知っていたようで。
亭主の吉右衛門に看取られて、それはよかったのかもしれないが、これも惜しい話だ。

居眠り磐音シリーズ第6巻。惜しい人を亡くす話が中心だ。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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