人はなぜウソをつくのか
2009/6/16 火曜日 – 17:17:50
書名:人はなぜウソをつくのか (どんぐりブックス)
著者:赤塚行雄
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
この本は子ども向けの本だ。
タイトルだけを見て買ってはいけない。
さて、この本の著者、赤塚さんはどうやら相当の物知りらしい。
薀蓄盛りだくさんの人が、子ども向けに気負って本を書くとこうなってしまうというお手本のような本だ。
ウソをテーマに道徳の授業をするつもりで、彼は原稿を書いたようだ。
しかし、インテリ人間の限界か、知識は吸収できるのだけれど、だからといってこの本を読んだあとに、何か生き方考え方が変わるかというと、そんなことはない。
大人の、中年のぼくですらこうだから、子どもたちが読んでも「そうかー」で終わってしまう気がする。