歴史の心理学

2009/5/16 土曜日 – 18:55:26


書名:歴史の心理学―日本神話から現代まで
著者:小田晋

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

歴史上の人物が、どういう意図でもって行動したかを心理学的に解明するのだという。
そんなことをいわれてしまっては、読まずにはおられないのだ!

しかしながら、著者の意気込みはやや空振り気味で、いいたいことは暴走気味。
この辺を割り引いて読まなければいけないのだけれど。
割り引いて読めば、面白い。

小田さんも歴史ファンには違いないのだけれど、
「いいたいことを書く」だけじゃ寂しい。

せっかくの知識なのだから、解説本に徹してほしかった。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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