状況曲線
2009/5/3 日曜日 – 18:06:02
書名:状況曲線〈上〉 (新潮文庫)、状況曲線〈下〉 (新潮文庫)
著者:松本清張
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
これは駄作なのではないのか?という読後感がしないでもないのだけれど。
味岡がなぜ殺人事件に巻き込まれたのか? なぜ味岡は疑われていると思い込むのか?
納得がいかない。
なぜ、味岡がはめられたと刑事は推測できるのか? これも納得がいかない。
複雑なトリックも、何でそんな込み入ったことを犯人側がするのか? できたのか?
論理的に飛躍があるのではないのかと、心にしこりが残る。
ちょっと複雑な読後感だ。