10倍売る人の文章術
2009/3/5 木曜日 – 16:51:47
書名:全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
著者:ジョセフ・シュガーマン、訳者:金森重樹
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
商品説明文というと、インターネットでの販売を意識して、SEO的作文術が気になるのだけれど、それは文章としての完成度からいうとダメになるものだ。
では、どのような説明文がいいのかということを知りたければ、この「10倍売る人の文章術」は参考になることがたくさん説明してある。
この本が出版されたのは、2006年なのだけれど、それは翻訳出版なので、アメリカで出版されたのはわからないが、相昔ではないだろう。
ということは、SEOを意識していないのか、無視しているかのどっちかになる。
いずれにしろ、小気味よい説明が終始続く。
そうなのだ。やはり文章というものは、人間が読むものなのだから。
書体を工夫する。
最初の1文を読ませる。
最初の一文では次の2文目を読ませることに注力する。
常套句は使わない
などなど、誠実な地道なテクニックが解説されている。