忍びの者〈2〉五右衛門釜煎り

2009/1/1 木曜日 – 15:11:23


書名:忍びの者〈2〉五右衛門釜煎り (岩波現代文庫)
著者:村山知義

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

登場人物達が現在の口語で会話するもはまだ許せる。
話につまると自分の歴史観をトウトウと述べるものやむを得ないだろう。

しかし、だ。
小説を書くうえで素人がついついやってしまうことに「時制を無視して、話が行ったり来たりする」というものがある。
原因は構想が不完全だからなのだけれど、なぜ構想が不完全になるかというと、書きたいことがあってもそれを整理できていないからだ。

また歴史小説でやってはいけないことというか、やったら間抜けなことに「呼称の整合性がとれていないこと」と「外来語を使うこと」というものがある。
「信長公」と読んでいた人がその4ページほどいったところで「信長」というのでは、感情移入していけない。。

「」緊褌一番、ハッスルしたのだから」、キンコンなんて難しい表現を知っているならハッスルも同義語ぐらい知らないのだろうか?

「頭にエネルギーがムクムクと充満してきた」、村山知義さんこそ、頭にエネルギーを充満させてほしい

「確かにあんなアンバランス(不釣り合い)男を見たのは初めてだ」わざわざ括弧書きで日本語を書くという謎の表現!

いちいちあげていたらきりがない。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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