就職・転職にいきる文章術

2008/12/25 木曜日 – 19:40:02


書名:就職・転職にいきる文章術 (角川oneテーマ21)
著者:轡田隆史(くつわだたかふみ)

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ぼくは新聞の第1ブランドは朝日新聞だという思い込みがあって、社会人になって以来、朝日新聞をずっと購読している。
ごくまれに新聞勧誘員のかたの熱意に負けて、ほかの新聞を購読したこともあるが、95%は朝日新聞だ。

その朝日新聞の論説委員の轡田隆史さんの文章術だからと期待して読んでみたら、予感は的中した。
やっぱり、説明が上手。気取りも気負いもない、自然体での説明になっている。

説明の手法は、例文を提示し、そのダメなところを論理的に指摘するという手法だ。
だめ出し型の説明は、とかくイヤミになりがちなのだが、それはそれ、轡田隆史さんの人徳なのだろうか、ちっともイヤミがない。
第1章から第6章まで、納得の連続なのだった。

第7章は「私が感動した文章」
これはちょっと不要に思える。
というのは、轡田さんの説明は聞きたいが、轡田隆史さんの「私はいかにして文才を身につけたか」その参考テキストの紹介はきいてもわからないのだ。
参考図書は自分で見つけるものだから。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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