文書の基本構造:意見文

2008/10/28 火曜日 – 6:10:31

文書の構成は、基本を抑えてこそ個性を光らせることができるのです。
今日は意見文の基本構成をお話しします。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

結論、結論にいたる根拠、予想される反論、その反論、この4部構成です。ただそれだけです。
提案文に似ていますね。

結論とは、あなたの意見です。事実ではありません。あなたならではの分析に基づく意見です。

根拠とは、結論に整合性をつけたモノです。意外な結論をどう論理的に状況から導き出していくか、腕の見せ所です。

予想される反論とは、結論に対する予想される問題点です。
誰かが何かを提案すると必ず反対してみたくなる人がいます。その人より先手を打っておくのです。

その反論とは、上述の反論をこてんぱんにやっつけるとどめの意見です。

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