あかね傘

2012/1/9 月曜日 – 12:11:25


書名:あかね傘―火賊捕盗同心捕者帳 (双葉文庫)
著者:和久田正明

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ハードボイルドの主人公で、強くなければ~~という人がいるが、時代小説の主人公は概ね、そんな人ばかりだ。
とはいうものの、この火賊捕盗同心捕者帳の主人公、新免又七郎ほど、強くて優しい人もいないだろう。
と思いながら、最後まで読んでしまった。
そして、また「あ~良かった」と気持ちよく本を閉じることができる小説だ。

又七郎は火賊捕盗同心になって以来、手がける事件の犯人がことごとく根っからの悪人でないので、情けをかけて、それがまたいい感じなのだ。
十手でなく件での活躍も今後に期待する。といっても発刊が3巻で止まっているようだけど。。。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

Post a Comment