題材を分類する
2011/12/5 月曜日 – 10:42:47世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
題材を分類する
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
題材を集められるだけ集めたら、いよいよ章立て構成を考えます。
どうやって考えていくのでしょうか。
まず分類です。
次の3つの観点で分類してみましょう。
1.時系列
題材で採り上げるものや出来事を年代順に並べてみます。
2.相関図
それぞれの題材の関連度や類似性で分類してみます。
3.地域
それぞれの題材の拠点となる地域で分類してみます。
この3つで分類してみるので、3次元の分類になります。
どうでしょう!
その分類から、読み手にいちばん訴えかけていく順番や分類が、これから作ろうとする世相史の章立て構成になるのです。