独活の丙内密命録 咎斬りの太刀
2011/9/13 火曜日 – 10:44:13
書名:独活の丙内密命録 咎斬りの太刀
著者:幡大介
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
大富豪同心を読んで,そのおもしろさに惚れ込んで,同じ作家の本を読んでみた。
作家を好きになるかどうかは、読み手と書き手の相性だと思っている。
幡大介さんとぼくは相性がよろしいようで。
実に面白い。
話の進行にちょいと挟まれる,豆知識も押しつけがましくなく、かつ江戸時代をよく知らないぼくに適切な関連情報となって,物語へどんどん引き込まれていく。
こんな作家が,日本史の授業をしてくれると,日本中の中高生が歴史オタクになるんじゃないかと思う。