女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?

2011/7/8 金曜日 – 11:31:24


書名:女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?
著者:甲斐荘正晃

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ある日突然、オーナー会社の社長が亡くなって、後継者に娘が抜擢される話だが、その娘がまだ女子高生なのだ。
この設定はテレビドラマにもありそうだが、意外にも奥深い内容に、読んでよかったと思っている。

というのは、経営のしくみが分かりやすいストーリーで解説されていくからだ。
難しい題材を門外漢を主人公に仕立てた小説で解説するというのは、目新しいモノではない。
またベストセラーになった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の元祖でもある。
もしドラは、ストーリー構成が残念なのだが、こちらは本家として十分吟味されたモノになっている。
うまい! そして面白い。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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