江戸作法から学ぶ快適暮らしの知恵
2011/6/26 日曜日 – 13:21:14
書名:江戸作法から学ぶ快適暮らしの知恵
著者:
自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。
読書の醍醐味には2つある。
1つは感情移入しながら小説を読むこと。
もう1つは、面白くてためになる本を読み終えて、これでまた物知りになったと自己満足すること。
この『江戸作法から学ぶ快適暮らしの知恵』はもちろん、後者で気分爽快だ。
総じて言えることは昔の人はたくましい。たくましい人が生き残って伝承していったのかもしれないが。
おもしろさを増しているのは、著者のごく個人的な意見。記事タイトルの解説から逸脱していて、それが上から目線で書き綴っている分、「あー、またこんな事言って」と笑って済ませられるのも、著者の品位のなせる業か。